現役でマーケターをしているクリワンです。
インフルエンサーの影響や副業ブームで、WEBマーケティングがかなり注目を浴びています。
そんな中で、「WEBマーケティングを独学で勉強したい」「WEBマーケティングを学んで転職したい」という考える人も増えてきています。
WEBマーケティングを学ぶための最大の方法は「ブログ運営」です。
極論を言えば、とにかくブログだけやればいいのではないかとすら僕は思っています。
なぜWEBマーケティングの独学のためにブログをやるべきなのか、僕なりの結論をこの記事ではお伝えしていきます。
文章を書くのにとにかく嫌悪感がある、活字アレルギーでどうしようもない、という方にはもちろんおすすめできない方法ので、そこだけご容赦ください。
私、クリワンは30代からマーケターを目指して、2年間の広告業界を経て、事業会社のマーケターになりました。
IT系の一部上場企業で、BtoC、BtoBどちらのサービスも担当していまして、本記事は僕の実体験をもとに書いていきます。
独学する前に知って欲しいこと

マーケティングとは売るための手段
WEBマーケティングを学ぶということは、何かを「売る」という前提がなければ、あまり学ぶ意味がありません。
学問として知識欲を満たすことを例外として、マーケティングは「売る」ための考えや手法のことだからです。
車を「眺める」ために買うわけではなく、「運転する」ために買いますよね。
マーケティングを学ぶことは、まさしく車を運転して行きたい場所へ辿り着くことととても似ています。
WEBマーケティングは現代の必修科目
でも実際、「わたしには売りたいものなんてない!」という人の方が多いかもしれません。
じゃあ、そんな人はWEBマーケティングを学ぶ必要がないかというと、そんなことは全くない。
なぜなら、WEBマーケティングはこれからの必修科目と化しているからです。
会社員であっても、個人であっても、WEBマーケティングのスキルがあれば「圧倒的に生きるのが楽になる」というのは、すでに多くのインフルエンサーが発信しています。
まずはブログで商品を売ろう

じゃあ、結局どうしたらいいんだよ……
そんな方が、WEBマーケティングを学ぶ上で最重要、かつ最初のステップは「ブログで商品を売る」です。
「売りたいものがない」という思考を、「ブログで売るものを見つける段階」というふうに少しだけマインドチェンジしてみてください。
ブログで商品を売ることを通して、自然とWEBマーケティングが身につきます。
WEBマーケティングは実践の中でしか本当に重要なことは学べないんです。
ブログでWEBマーケティングを学ぶ8つの理由


では、ここからはWEBマーケティングを学ぶ方法として、なぜブログをおすすめするのかをお伝えしていきます。
結論を言えば、ブログから学べることが多いというのが理由です。
具体的なメリットは以下の8つです
- ネットビジネスの基本的な考え方が分かる
- SEOの知識・スキルが身に付く
- WEBライティングの知識・スキルが身に付く
- データ分析の基本的な考え方が分かる
- WordPressの知識・スキルが身に付く
- 費用がほとんどかかならない
- 副業化して収入を増やせる
- 転職時のポートフォリオにできる
それに対してのデメリットは、とにかく時間がかかること。
でも、マーケティングの専門書に出てくる4Pや3Cの用語を説明できるより、自分の血と涙で手に入れたスキルと知識にこそ価値があります。
それでは一つずつ解説をしていきます。
その①:ネットビジネスの基本的な考え方が分かる
ブログの集客は、店舗の集客の考え方と基本的にはあまり変わりません。
また、ブログを運営しながらドメインやサーバーといったWEBに対する知識を身につけることができます。
つまり、ブログをやることで、ネットビジネスの基本的な考えが網羅的に学べてしまうということです。
極論、ブログからWEBマーケティングに必要な考え方はほとんど身につけることができます。
その②:SEOの知識・スキルが身に付く
SEOは簡単に言えば、Google検索結果に自分の記事を上位表示させる考えやテクニックのことです。
ブログ集客の大半はこのSEOを中心に対策していくことが必要なんですが、このSEOはWEBマーケティング業界ではとても重宝されるスキルセットです。
その③:WEBライティングの知識・スキルが身に付く
WEBライティングは一般的な文章術とは異なる点が多くあります。
SEOやWEB上での体験を意識して文章を書くことが必要で、さらに言えば、コピーライティングや、セールスライティングまでブログを通して学ぶことができます。
WEBライティングはどんな業界に行っても重宝されるスキルなので、学んでおけば必ず役に立ちます。
その④:データ分析の基本的な考え方が分かる
ブログの集客状況を把握するためには、Google Analytics(以下GA)とGoogle Search Console(以下サーチコンソール)が必要です。
このGAとサーチコンソールは基本ツールでありながら、プロの現場でもサイト分析に必ず使う必須ツールです。
生のデータを分析することができるのもブログの大きなメリットです。
その⑤:Wordpressの知識・スキルが身に付く
ブログは無料ブログではなく、一般的にWordpress(ワードプレス)という無料のシステムを使って運用するのが今の主流です。
世界の6〜7割のサイトはWordpressを使っているとも言われるほどメジャーなシステムです。
当然、Wordpressが扱えることもWEBマーケターにとっては必修科目になっています。
その⑥:費用がほとんどかかならない
ブログ運営はコスト面でも優れていて、ほとんど費用がかからないこともメリットです。
レンタルサーバー代と、ドメイン代とあわせて年間で1万5千円程度かかりますが、それ以上に得るものは多いです。
とはいえ、やっていくといろいろとお金を使ってしまうシーンが増えるかも?
その⑦:収入を得ながらWEBマーケティングが学べる
最初にお伝えした通り、マネタイズはWEBマーケティングを学ぶ大前提として超重要です。
例えば、一円も稼げなくても、WEBマーケティング独学という点では絶対に成長するので、損はないです。
「ブログで稼ぐなんてできっこない・・・」、そんな風に感じたあなたこそ、絶対にやってみるべきだと僕は思います。
なぜなら、マネタイズという超重要な課題を実地で学ぶことができるからです。
マネタイズの最初の一歩として、ブログはこの上ないツールだと僕は確信しています。
その⑧:転職のポートフォリオに使える
転職してWEBマーケターになろうと思ったら、ブログの実績がある人はない人に比べて、圧倒的に有利です。
特にSEO対策をしていない企業はもはやないレベルで一般化してますが、多くの企業が人材不足で嘆いています。
ブログで培ったスキル・知識は300%活かすことができますよ。
ブログで「売るもの」を見つけるためのヒント


売るものを見つけると言っても、いきなり売るものを見つけることなんて難しい、という人も多いと思うので、少しだけ売るものを見つけるヒントをご紹介します。
リスクがないものを売るすすめ
何かを売ると言われて、身構える人も多いと思います。
これまで自分で売るものを決めたことがなければ当たり前です。
でも、「売るもの」なんて極論なんでもいいですし、コストがかからなければ、リスクもほぼゼロで始められます。
将来的に、自分のオリジナルの商品、サービスを売りたいという人でも、まずは初期投資がかからないものを売ることからスタートするのはとってもおすすめです。
ブログで売るものの代表例
ブログで稼ぐ場合には、情報かスキルを売るというのが定番です。
ブログで売るもの | 稼ぎ方 | おすすめ度 |
---|---|---|
情報 | アフィリエイト | ★★★ |
情報 | Amazonや楽天での物販 | ★★★ |
情報 | Google Adsense | ★★★ |
スキル | 制作費やコンサル料 | ★★☆ |
基本的にはブログの記事を通して、広告掲載料や仲介料をもらうというのが大きな仕組みです。
いきなりブログからスキルを販売するのはハードルがかなり高いため、おすすめ度を下げています。
アフィリエイトとは商品の広告を貼って、成約したら仲介料がもらえる仕組みのことです。
おすすめのASP(アフィリエイトサービス)
>>>もしもアフィリエイト
ブログジャンルを決める注意点
ブログで稼ぐためには、ブログで何を売るか、つまりジャンル選びが必要になります。
WEBマーケティングを学ぶ上ではどんなジャンルを選んでもいいのですが、YMYLだけは避ける必要があります。
YMYLとはYour Money Your Lifeの略。
すごい端的に言うと、命や健康、お金など、人生に大きな影響を与えるトピックスのことで、これらはGoogleの評価基準がかなり厳しく、個人でどんなにいい記事を書いても、よほどの専門性や権威性がなければ評価がされることはありません
SNSやYoutubeよりもブログがおすすめの理由



SNSやYoutubeよりもブログがいいの?
SNSやYoutubeはブログとは少し考え方が違います。
SNSやYoutubeは企業のプラットフォームを利用した集客です。
だから、アカウントがどれだけ成長しても、TwitterやMeta社の判断でアカウント停止になる恐れがあります。
そういった意味でブログは、完全に個人の所有物です。(注:Wordpressを使って運用してる場合)
だから、SNSやYoutubeはもちろんやれるにこしたことはないですが、まずはブログから始めるのがいいと思います。
ブログ集客をブーストさせるために、SNSを活用する方がおすすめです。
本業にして学ぶのもおすすめ
独学という趣旨からは外れますが、もっとも最短でWEBマーケティングを学ぶ方法はやはり本業にしてしまうことです。
まさしく、僕自身もゼロから転職をしてWEBマーケティングを学びました。
今の仕事にとくに満足していない場合は、「さっさと転職しよう」という考えもありだと思います。
広告業界からキャリアをスタートさせるのもあり
未経験で事業会社に採用されるケースはあまりありませんが、ネット広告の代理店をはじめとする広告業界は未経者でも採用をばんばんしています。
その理由は、WEBマーケティング案件が増えているのに対して、経験者の採用がかなり難しいからです。
- フリーランスになる人が急増している
- 事業会社に転職する人も多い
- 他の広告代理店に求職者をとられてしまう
- 全国的なIT人材の不足
逆を言えば、未経験者にとってはかなり追い風というわけです。
経験者であっても、やる気や想い、人柄などで、企業とマッチすると認められれば、採用されるケースは少なくありません。


WEBマーケティングスクールを選択肢に入れる



でも、いきなり転職なんてハードルが高いよ……
そんな方は、初期投資が必要になりますが、転職サポートをしてくれるWEBマーケティングスクールもおすすめです。
スクールに通うことで、ほぼ即戦力に近いかたちで卒業できるため、内定をもられる企業の数も質も格段に上げることができます。
- 実践的な知識、スキルが短期間で手に入る
- 求人紹介や、転職サポートをしてもらえる
- 企業からの内定率が大幅に上がる
- 受講料がかかる
- 卒業までに2〜3ヶ月程度かかる
- 学習時間を捻出する必要がある
おすすめのWEBマーケティングスクールを紹介した記事のリンクを以下に貼っておきます。


まとめ
WEBマーケティングを独学する上で、もっとも重要なのは、まず「商品を売って稼ぐ」ことです。
そうでなければ、WEBマーケティングという強い武器を手に入れても、宝の持ち腐れに終わってしまいます。
ブログをやるメリットは以下です。
- ネットビジネスの基本的な考え方が分かる
- SEOの知識・スキルが身に付く
- WEBライティングの知識・スキルが身に付く
- データ分析の基本的な考え方が分かる
- WordPressの知識・スキルが身に付く
- 費用がほとんどかかならない
- 副業化して収入を増やせる
- 転職時のポートフォリオにできる
最後にブログで有名ななかじさんのブログ動画をご紹介しますので、これからブログをやってみようという方はこちらも参考にしてみてください。