『THIS IS MARKETING 市場を動かす』|感想・レビュー

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』著:セス・ゴーディン
お悩みさん

マーケティングって最近よく聞くけど、つまりなんなの?

マーケティングという言葉が一人歩きするようになった昨今ですが、なかなかマーケティングの定義ってわかりずらいですよね。

多くの本や解説は、手法やノウハウに固執していて、「そもそもマーケティングとはなんなのか」を伝えているものが少ないように感じています。

もし、あなたが「マーケティングとは何か」について考えたいとしたら、大きなヒントを与えてくれるであろう本があります。

THIS IS MARKETING 市場を動かす』(著:セス・ゴーディン)です

今回は、この『THIS IS MARKETING』に書かれているマーケティングのエッセンスを少しだけご紹介していきます。

目次

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』の概要

THIS IS MARKETING 市場を動かす』は、元Yahoo!の副社長であるセス・ゴーディン氏によって書かれ、23カ国以上で翻訳される世界的な名著です。

本書の内容のもとになっているのは、著書が主宰するThe Marketing Seminarと呼ばれる、100日間のセミナーがもとになっています。

マーケティングの本質を考えたい人におすすめ

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』をおすすめしたい人は以下のような人です。

  • 事業会社や広告業界でマーケターをしている
  • 手法の話ではなく、マーケティングの考え方を知りたい
  • 商品・サービスを提供している、これから提供したいと考えている

どちらかというと抽象的な話が多いので、即時的な課題解決や、実務目線での悩み解消という観点で言えば、あまり期待ができないかもしれません。

しかし、根っこにあるマーケティングの面白さに触れることができる一冊です。

『THIS IS MARKETING』でマーケティングの定義を探索

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』には、「マーケティングは○○」と言った定義づけがたくさん書かれています。

その一例を挙げてみます。

「マーケティングとは不満に耳を傾けること」

「マーケティングは変化を起こす行動だ」

「マーケティングは問題解決の手伝いをする寛大な行為である」

「マーケティングは誰かが自分の望む姿になるのを助ける寛大な行為だ」

ここまでさまざまな表現でマーケティングを何度も定義し続けている本を僕は他には知りません。

言葉を変えていろんな表現で伝えていますが、そこには3つのキーワードがあります。

  • 約束をする
  • 社会を変える
  • 信頼される

という3つです。

多くのマーケターが自分の仕事は広告づくりだと思っているかもしれないが、マーケティングが広告を意味する時代は終わった

と著書のセス・ゴーディン氏は言っています。

では、本当のマーケティングとはどんなことなのでしょうか。

約束、変化、信頼、この3つの鍵をもとに考えてみましょう。

鍵その①:マーケティングとは約束をすること

成功するマーケティングには必ず約束がある。

ただし、約束と保証は同じではない

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』

約束とは、「これが成功したら、きっとあなたはこうなるはずです」という類のものです。

これだけでは少し分かりづらいので、本書のコピーライティングの例を参照していきます。

例1「私がピアノの前に座ると、みんなは笑った。でも、ピアノを弾き始めると・・・・・・」

例2「こだわるママはジフのピーナッツバターを選ぶ」

これらは、見た人のステータスへの憧れと承認欲を刺激する約束。

例3「忠誠を誓います」

見た人に対する従属を約束。

例4「世の中にはすばらしい弁護士が必要です」

協力を求め、正義感を刺激する約束。

マーケティングの約束はつねにマーケターが望む変化につながっており、変えたい人々に向けたものになっている

僕自身、好きなものを振り返ってみると、この約束が明確だと感じます。

あなたの好きな商品やサービスを見返してみると、きっと明確な「約束」があるのではないでしょうか。

鍵その②:マーケティングとは社会を変えること

マーケターは、つねにアイディアが人から人へ広まる手助けをし、

変化を起こしながら仲間を巻き込んでいく。

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』

変化はマーケターが意識すべき重要な観点です。

なぜなら、優れたアイディアやサービスが必ずしも消費者に受け入れられるわけではないからです。

その最たる理由は、人は変化を嫌がる生き物だから。

例えば、世界初のカップラーメンとして有名な日清のカップヌードルは、1971年に発売されたのですが、発売当初は全く売れませんでした。

カップラーメンという未知の商品をみた問屋は、こんなものが売れるはずがない、そう言ってカップヌードルを扱うことを拒否したからです。

しかし、今現在のカップヌードルの人気っぷり、マーケットの大きさは誰もが知るところです。

この例からも分かるように、優れた商品であっても、人が変化しないことには、その商品は見向きもされないことが往々にしてあるのです。

だからマーケティングでやるべきことは変化を促すことです。

消費者の生活をより良くし、その人が望む自分になるのを手伝うことができれば、あなたは立派なマーケターだ。

鍵その③:マーケティングとは信頼されること

成功するマーケティングは、顧客の世界観と求めるものを理解し、

顧客とのつながりをつくる。

『THIS IS MARKETING 市場を動かす』

信頼されるということは徹底的に顧客目線であるということだと思います。

この本を読んでいて、かなり衝撃を受けた言葉があります。

「実のところ、優れたマーケティングは決してしつこくない。」という言葉です。

さらに著書のセス・ゴーディン氏は、こう言っています。

強引な営業も、無理やり注意を向けさせる必要も、「買ってください」と頼み込むことも必要ない

当たり前の話ですが、被害者ではなく、自発的に協力してくれる人を見つけることがこれからの時代には重要です。

まとめ

マーケティングとは何かを深く考えてみたい人におすすめの一冊が、

THIS IS MARKETING 市場を動かす』です。

今回は著書の言葉を引用しながら、マーケティングにおいて重要な3つの要素をお伝えしました。

  • 約束をする
  • 社会を変える
  • 信頼される

興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。

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この記事を書いた人

節約に励むマーケターです!30歳を機に別職種から、マーケターにキャリアチェンジ。IT企業で専任のマーケターをしています。0からプログラミングを学びはじめました! ★データサイエンティストの勉強中です!お問合せはこちら!

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