こんにちわ。クリワンです。
僕はオンライン英会話3,000分をこなすことで、英検準一級をパスしました。今は英検一級取得に向けて毎日勉強しています。
そんな僕が、オンライン英会話だけでは、英語ができるようにならないと思う、たった一つの理由。
それは、「オンラインごしの英会話だけ得意になる」
というものです。
今回はオンライン英会話のデメリットについてお伝えしていきます。
オンライン英会話だけでは英語は話せるようにならない
まず、勘違いして欲しくないのですが、オンライン英会話は英語上達には最高のメソッドだと思います。
ただし、オンライン英会話はあくまでパソコンやダブレットの画面ごしに人と話すことが前提となります。
「え? それが何か問題なの?」
そうなのです、大きな問題なのです。
実際に僕はオンライン英会話を続ける中で、けっこう言葉がすらすら出てくるようになりました。
正確性はさておき、瞬時に言葉を口から出すトレーニングを積むことができたと言えます。
いや、そう自覚していたのです。
リアルの場で、対面すると言葉が出てこない
しかし、実際に、アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、そういった人たちを目の前にすると、全然言葉が出てこないのです。
(言葉が出てこないどころか、リスニングも全然できない。けどそれはまた別の話)
いやあ、これには凹みました。
「あれ、あんなに僕ちん、話せるようになったじゃないか?」「なんで????」
そして、僕は英語学習におけるオンライン英会話の役割を見直すことになりました。
オンラインとリアルは全く別物
ではなぜ、僕の天狗の鼻がへし折られることになったのか?
それは、オンラインでしか話す機会がなかったからです。
オンラインのミーティングやセミナー等に参加されたことがある方ならお分かりであろう。
オンラインはリアルの場と比べて、あらゆる情報ややり取りが間引かれますよね。
毎日オンライン英会話で話しているのに、ちょっとした気の効いた挨拶の仕方すら僕は間引いた状態で話をしたいたのです。
例えばですが、リアルの場であれば、ふと、同僚や仲間とエレベーターで一緒になることがありますよね。
でも、オンライン英会話では、そんなシチュエーションは起こりえないわけです。
まず、そのあらゆる状況の違い、情報量の違いにパニックを起こします。
会話は生物。人との会話はシュミレーション通りにいかない
そして、もう一つ。
目の前に人がいる状況というのは、オンラインとは違う次元のコミュニケーション能力が求められると思うのです。
例えば、普段、おしゃべりな人が、いきなりテレビのインタビューを受けることになったら、緊張で全く話すことができない、というのは想像がしやすいと思います。
これは、つまりスピーキングには様々なパラメーターがあり、その人のスピーキングスキルの土台をつくっていると言えます。
僕はオンラインのデートを数百回と重ねていたけれど、リアルのデートをしたことがない高校生というぐらいの感じで、「リアルのシチュエーションに全く適応できない英会話スキル」を積み上げていたのです。
リアルの場だと何が起こるかわかりません。
相手がいきなりハグをしてくるかもしれないし、水をこぼすかもしれないし、食事に誘ってくるかもしれない。
そんないろんなことが起こるリアルと、オンラインはそもそもコミュニケーションの方法が全然違うのです。
重要なので、もう一度。
コミュニケーションの方法が全く違うのです。
オンラインの限界を知りつつ、オンラインを活かす
オンラインで適切に講師と話すことが最終ゴールではなく、どんな状況にあっても、適切に英語を話せるようになることが、(少なくとも僕にとっての)目標です。
では、どうしたらいいのか?
最終的には、やはりリアルの場で、いわゆる本物の外国人を目の前にして、会話しながら修練を積み重ねていくしかないのだろう。
というのが、僕の今のところの見解。
でも、やっぱりそれには、ある程度、自信や慣れも必要。
そのためには、オンラインは最強のツールと言えるのです。
つまり、オンライン英会話は最初の一歩。スタートライン。
山登りに必要な地図の読み方。といったところでしょうか。
最後に
今回お伝えしたかったのは、オンライン英会話だけでは、英語は上達しないという話です。
ただし、それはある一定の英語スピーキングスキルを手に入れた人に当てはまります。
英検準一級を取れる程度の人であれば、オンライン英会話だけやっていても、成長率はかなり下がるのではないかと思います。
一方で、これから英検準一級や、二級程度を目指す人は、オンライン英会話はあなたの英語力を著しく成長させるコスパ最強のツールであることは間違いないでしょう。
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