【失敗しない転職】大企業とベンチャーのマーケターの違い。向き・不向き。

クリワンです。

僕は、大企業とベンチャーの両方でマーケティングをやってきました。

これからマーケティングのキャリアを考える上で、

「大企業とベンチャー企業、どっちがいいのか?」

という、疑問や悩みを持っている人も多いと思います。

また、

「そもそも自分なんかが、大企業(or ベンチャー)に入れるのか」

といった心配をしている人もいるのではないかと思います。

そんなマーケター初心者〜中級者までのお悩みをこの記事では解決していきます。

まず最初に、それぞれの向き・不向きの判断の軸だけを申し上げると、

大企業:集団行動が得意(わいがや気質)

ベンチャー企業:少数精鋭(職人気質)

こんなイメージで考えてみるといいのではないかと思います。

それでは、本記事で詳しく説明をしていきます。

目次

メガベンチャーで働く現役のマーケター
30歳から未経験でマーケターに転身。5年以上のキャリアと、WEBマーケのコンサルやライターでの副業経験。

大企業。ベンチャー企業。マーケティングの魅力の違い

そもそも、大企業とベンチャー企業でマーケティングの役割は大きく違います。

その理由は、「組織の規模、そしてどれくらいの利益を何人で生み出してくのか」という構造が全く違うからです。

わかりやすくいうと、

大企業:10,000人で1,000億の利益を上げる

ベンチャー企業:10人で10億の利益を上げる

まあ、これだけ見ても、やることって全然違うのはなんとなく分かるのではないでしょうか。

どちらがいいかという問題ではなく、

  • やりたいこと
  • 身につけたいスキル
  • 自分の性格

を考慮して選択する必要があります。

では、それぞれの魅力を見ていきましょ。

大企業の場合

とにかくマーケティングの規模が大きいです。

マーケティングというのは、規模が大きくなるにつれ、金額、人的リソースを増やしていっても徐々に効果が薄くなる傾向があります。

つまり、だんだんと費用対効果が薄くなるということです。

例えば、テレビCMを売っても直接購入をする人は少ないと言われています。

大企業のマーケティング部はまさしく、莫大な費用と人員を使ってとても「効率が悪い」「大規模な」マーケティングを取り組む集団とも言えます。

しかし、その分、たったの1%を改善することで、数千万円の売り上げにつながる、といった施策も多々あることでしょう。

ベンチャー企業の場合

ベンチャー企業の場合は、マーケティング部という部署すらない場合が多くあります。

部署があったとしても、3-4人程度で業務を回すというケースも多くあります。

人数が少ない都合上、細分化された役割を担うというよりは、基本的には全員野球になります。

一人が、ピッチャーも、キャッチャーも、バッターも、時には監督も兼務しないといけない場合があります。

つまり、なんでも屋さんです。

「我が自分でなんでもやりたいのである」という方にはピッタリですね!

少数の場合は、自分のやったことが会社の売り上げにダイレクトに反映されるので、そこが面白い部分でしょう。

規模で考えたときの、向き・不向き

大企業・ベンチャー企業、どちらにも相性というものがあります。

ざっとわかりやすくいうと、以下のイメージです。

大企業:集団行動が得意(わいがや気質)

ベンチャー企業:少数精鋭(職人気質)

大企業:集団行動せよ!

大企業の場合は、基本的に一つのプロジェクトを少なく見積もっても5人以上で進めます。

20-30人以上が関わるプロジェクトというのもザラにあります。

そんなわけで、集団行動にある程度、免疫がないといけません。

僕が働いていたところでは、それぞれがどんな役割を担っているかをお互いに把握し、

コミュニケーションを密に取れるようにするために、

わざわざ、週1で総会のような大きなイベントをチーム単位で開催していました。

それだけ、集団で動くことを意識していたのだと思います。

ベンチャー企業:一人でも開墾せよ!

逆説的に、ベンチャー企業は少数精鋭です。

誰かに相談することができないケースも多く、一人で正面を切って突っ走る時も多くあります。

そんな職場に向いているのは、

オールラウンドになんでもこなせる人と、職人気質のタイプです。

つまり、みんなでワイワイやらなくても、一人で考えてゴリゴリ成果を出せるタイプということです。

またコミュニケーションをとる社内メンバーも決まっているため、自分の作業に集中できるというメリットもあるのではないかと思います。

これからのキャリアに必要なこと

大企業でも、ベンチャーでも、正直、どちらでもやりようで、あなたは大幅に成長できます。

じゃあ、何を重要視したらいいかというと、

いち早く、「自分の特性」と「やりたいこと」を見つけることだと思います。

僕の場合は、

自分の能力向上にとても関心が強くありました。

一方で、毎日、会議の連続で情報共有だらけの働き方になんの魅力も感じませんでした。

また、好きな場所で働き(リモートワーク)、

好きな商材を世に広めることがとても重要だということに気がつきました。

大企業のネームバリューの罠

それまで、僕は、大企業のネームバリューにとても魅力を感じていました。

給料が高く、世間体もよく、転職にも有利。

一度はそんな大企業のキラキラした環境で働いてみたいと思っていました。

しかし、正直、それは取るに足りないものでした。

もちろん僕にとって、ということです。

実際には、大企業だからいいとかそんな時代はとっくに終焉しているのだと思います。

最後に

大企業だろうと、ベンチャー企業だろうと、やることは正直、そこまで変わりません。

重要なのは、いかに自分が納得して、この場所で、長く働けるかが重要だと思います。

転職がブームですが、結局は長く携わらないと成果は出ません。

長く働くつもりで結果的に、短くなるケースはあると思いますが、

どうせなら、一生働くつもりで、転職を考えてみるのも一つの手ではないかと思います。

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この記事を書いた人

節約に励むマーケターです!30歳を機に別職種から、マーケターにキャリアチェンジ。IT企業で専任のマーケターをしています。0からプログラミングを学びはじめました! ★データサイエンティストの勉強中です!お問合せはこちら!

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