WEBマーケティング職ってよさそうだけど、「転職して後悔したら、どうしよう」、そんなことを思ったことはありませんか。
僕自身も全くの未経験からマーケターになったので、その気持ちはとてもよく分かります。
僕はこれまでに転職を4回していて、ベンチャー企業、上場企業、広告会社、事業会社、いろんな会社で働いています。
全く文句なしの転職は一回もできたことはありませんが、回数を経てそれなりに転職を失敗しないコツがわかってきたんですよね。
そんなわけで、あなたの失敗を先回りしたクリワンが、実際に体験した情報をベースに、マーケティング転職のコツをお伝えしていきます。
転職して後悔することの一位は年収

そもそも転職で多くの人が後悔することってなんだと思いますか。
それはズバリ、お金です!
転職サイト大手のDODAの調査では、転職した際に後悔することの第1位に、給与面での不満を挙げています。
順位 | 転職して後悔したこと |
---|---|
1位 | 給料が希望と異なる |
2位 | 経営者や社員と合わない |
3位 | 社風が合わない |
4位 | 経営状態や将来性が不安 |
5位 | 残業が多い |
転職したことのある人なら、きっと思い当たる節があるのではないでしょうか。
僕自身もとても身に覚えがある結果です。
年収で後悔する3つの理由
でも、なんでこんなに多くの人が年収で後悔をしているのでしょうか。

その理由は3つあるよ
- 「早く転職したい」願望から起こる思考停止
- 給与交渉をしない
- 見込みの薄い甘い言葉
一つずつ簡単にご紹介していきます。
「早く転職したい」願望から起こる思考停止


転職活動をしていると、なかなかうまくいかないことも多いので、「早く転職して楽になりたい」という思いが強くなってしまいがちです。
だから、直感では、「あれ、この選択ちょっとどうなのよ? なんかうっすら悪い予感しない?」
そう思っても、「まあ、他に内定もらえるかも分からないしね」という勇み足で転職先を決めてしまうことが多いのです。



まさしく僕自身のことです……汗
言うは易しですが、早く転職したいときこそ慎重にならないといけません。
給与交渉をしない
転職をして内定をもらった企業に、「嫌われたくない」とか「給与交渉して内定が取り消されたら、どうしよう?」
もしかしたら、そんな心配をしていませんか。
これマジで無意味です。というか百害あって、利益はほんとゼロです。
どんなに抵抗があっても、給与交渉はすべき。
あなたの同僚があなたより仕事ができなくても、給与が高いのはその違いです。



仮に交渉が失敗に終わっても、大した傷は負わないしね
見込みの薄い甘い言葉
入社前にこんなことを言われたら要注意です
「入社から1年で1,000万円になった社員もいます」みたいなことを言われたりしますが、
超×5のつくレアケースなので鵜呑みにしてしまうと危険です。
求人募集のうたい文句でも見かけませんが、それも安易に信用しない方がいいですよ。
本当に見るべきは、社員の働きやすさを考えて社内制度を考えているかです。
それって、企業の採用活動にもしっかり表れてきますから。
後悔しないために、収入アップの優先度を上げよう


なぜあなたはWEBマーケターになりたいと考えていますか。
- 年収をアップさせて自由度を上げたい
- 今の仕事に将来性が感じられない
- 会社員の給与以外にも稼げるスキルを身につけたい
こんなことを考えて、WEBマーケターになろうとしている人がきっと多いはずです。
もしもマーケターを目指すのなら、「今よりも稼げるようになる」というモチベーションを絶対に大事にすべきです。
WEBマーケティング転職で「後悔しない」ための5つの原則


では、未経験からのマーケティング転職で後悔しないためにはどんなことに気をつけたらいいのか。
より具体的なポイントを5つ挙げました。
一つずつ詳しく解説をしていきます。
その①:WEBマーケターがどんな仕事か理解する
「WEBマーケティングの業務内容を理解していない? そんな馬鹿なことあるわけない」
と思うかもしれませんが、恥ずかしながら僕はこのタイプでした。
- パソコンの前で楽しげに作業しているイメージ
- クリエイティブな打ち合わせにイキイキと参加しているイメージ
- 大きな予算を動かして、できるビジネスマンのイメージ
そんな勝手な妄想を抱いて、マーケティングを本業にしようと考えていたんです。
いや、間違ってはいない部分もあるのですが、憧れが先行していて、そんなポジティブな側面ばかりを思い描いちゃっていたんですよね。
WEBマーケターの職務の本質は「売上をつくること」です。
想像するような華やかなことって1%あるかないかぐらいで、実は泥臭い作業や地味な作業のオンパレードですよ。
その②:年収が下がる転職はとにかく慎重になる
未経験から新しいキャリアに転職する場合は、給与条件が悪くなるケースが多いです。
そんなときに、「多少下がってもいいかな」という軽い気持ちで転職するのは控えるべき。
なぜなら未経験という自分の不利ばかりに意識がいっていて、自分を安売りしがちだからです。
「年収100万円下がっても後から挽回できるだろう」と思って転職しても、うまくリカバーできるかどうかは誰にも分かりません。
だからこそ最悪を想定して、「2年間は今の給与が続く可能性がある」という前提で、入社を検討する方が、結果的に満足度が高い転職ができるはずです。
その③:企業の雰囲気は口コミサイトをチェックする
今では社員でしか知れないような情報でも、ネットで大抵のことを調べることができます。
おすすめは100万件のクチコミが見れる「転職会議」です。
例えば、転職会議のGoogle社のクチコミのページを見てみるとこんな感じ。


- 年収事情や評価制度について
- 社員コミュニケーションの現状
- ワークライフバランス
- 経営陣に対する意見
- 会社の事業の展望
一点だけ、注意して欲しいことは、クチコミサイトに投稿している人は退職者や転職を検討している人が中心なので、悪い意見が多めな点です。
悪い評価があっても「これくらいなら受け入れられそうかな」という目安にするくらいがちょうどいいと思います。
>>>転職会議の登録ページ
その④:転職エージェントは必ず使う


転職エージェントを利用するのをためらっている方がいたら、絶対に利用することをおすすめします。
- キャリアの相談にのってもらえる
- 人材市場のトレンドを教えてもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
- エージェント経由でしか応募できない求人が多数ある
- 給与交渉、日程調整などをお任せできる
全部無料で利用できますし、正直、メリットを挙げたらキリがありません。
僕自身も転職を検討している場合には、2〜3社のエージェントに必ず登録するようにしています。
いいエージェントに巡り会えるかはけっこう運次第なところもあるので、
複数のエージェントに登録してみて、一番相談しやすい人に積極的にアドバイスをもうらのがいいと思います。
その⑤:転職成功率の高いWEBマーケティングスクールに通う


よりいい転職をするのであれば、WEBマーケティングスクールに通うのも一つの手です。
スクールに通うことで、ほぼ即戦力に近いかたちで卒業できるため、内定をもられる企業の数も質も格段に上げることができます。
- 実践的な知識、スキルが短期間で手に入る
- 求人紹介や、転職サポートをしてもらえる
- 企業からの内定率が大幅に上がる
- 受講料がかかる
- 卒業までに2〜3ヶ月程度かかる
- 学習時間を捻出する必要がある
僕も未経験からマーケターを目指したときは、書類選考ではばんばん落とされました。
当時、WEBマーケティングスクールがあればよかったな、ってすごい思っています。
おすすめのWEBマーケティングスクールを紹介した記事のリンクを以下に貼っておきますので、よければそちらも参考にしてみてください。


転職活動のためには貯金も大事


それから、転職にとっても重要な貯金の話。
転職するときに貯金がある人はそれだけでもう非常に有利です。
貯金がないとどうなるかというと、とてつもなく、転職活動に余裕がなくなり、お金に愛されない行動ばかりをしてしまうんです。
- 給与交渉をせずに転職してしまう
- とにかくどこでもいいから内定をもらったところに転職してしまう
- 年収が下がっても鵜呑みにしてしまう
- 転職活動のために仕事を辞めてしまう
あとは、「よく仕事を辞めてじっくり転職活動をしたい」という人もいますが、パワハラや給与がもえらないなど、やむ追えない場合を除き、僕は絶対に仕事を辞めないことをおすすめします。
マーケターになってよかったこと


僕自身、いろんな失敗をしましたが、マーケターというキャリアに就けたことは本当によかったし、キャリアチェンジをして正解だったと思います。
- 働き方の選択肢が増えた
- できるようになるのも学ぶのが楽しい
- リモートワークができるようになった
- 自信が持てるようになった
- 収入が上がった
いかがでしょうか。
ただし、僕の場合は未経験かつ独学かつ30代だったため、マーケターになるまでに2年もかかってしまいました。
先にご紹介した通り、WEBマーケティングスクールのようなサービスが当時あれば、もっと早くキャリアチェンジして経験を積めたのかもしれません。
まとめ
WEBマーケティング転職で後悔しないための5大原則をご紹介しました。
- WEBマーケターがどんな仕事か理解する
- 年収が下がる転職はとにかく慎重になる
- 企業の雰囲気は口コミサイトをチェックする
- 転職エージェントは必ず使う
- 転職成功率の高いWEBマーケティングスクールに通う
転職活動はリスクが大きいと考えている人もいますが、転職のリスクは事前に情報収集さえすれ、ある程度は減らすことができます。
しっかりと準備さえすれば、転職活動は決して怖いものでも、マイナスなものでもありません。
あなたが後悔のない転職をできるようにこのブログでも情報発信をしていきます!
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